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騙す人・騙される人
2022年07月16日 (土) 22:25 | 編集
 
昔、深い付き合いがあったスナックのマスター:ミヤさんが、生前によく話していたことに「水商売なんて客を騙す商売だからね」というのがあった。
と同時に「客が騙されたと感じさせないようにするのがプロ」とも言っていた。

1)まぁたしかに、チューハイ、特に関東圏でサワーと言われる飲み物なんてのは、実際の販売価格からしたら原価は物凄〜く安いわけで、、、でもその一方で、サワーと似たような価格の生ビールは原価が高く、店の儲けが少ないわけで。。。
要するにサワーばかり注文する客は「オイシイ客」ということになるが、大のサワー好きな客からすれば別に自分が騙されているとかボラれているとかは感じずに美味しく飲んでいるわけで、なんの問題もない、と。

2)そういえば、ミヤさんと一緒に「うみかぜ公園」というところでBBQをしたことがあって、その時に来ていたスナックを経営している若いママは、おいらが買ってきた¥780のワインを見て「あっ、これウチで¥9000で出してるやつ〜♡」と言っていた。
この¥9000が暴利か暴利でないかは、店に来ている客が決めるわけで、ママの笑顔や軽妙なトーク、他の若い女性スタッフさんとの触れ合いも料金のうち、と考えれば、納得の価格になったりする。

3)そもそも異性による接待を伴う店の殆どは、物凄く高いお酒を提供しているわけだけど、その原価率は非常に低く、異性による接待など全く興味がない人が見たら、これはもう完全なる「合法ボッタクリ」なわけだけど、でも常連のお客さんたちは騙されたともボラれたとも感じておらず、楽しく飲んで散財して後悔もしない(少しはするのかもww?)わけだ。
そんな楽しく飲んでいる客に「あんた本当はボラれてるんだよ」などと外野が言うのは野暮というものである。

4)恋愛にしてもそう、、、よく「貢がせる女」や「貢がせる男」っていうのがいるらしいけど、貢ぐ側からしたら貢ぐ毎日が楽しくウキウキしているのなら何の問題もなく、しかも別れた後に貢いだことを後悔させないとしたら、これはもう完璧である。
なのに外野が「こんなに貢いじゃって、アンタあの女に騙されたのよ」などと言うのは野暮である。

5)さて、それでは宗教はどうか。
宗教は信者を騙しているのか?、、、どうなんでしょう、それはきっと違うんでしょうね。
そもそも宗教は「民を幸せにする」ことが目的である。
布教とは、大まかにザックリと言えば、「幸せになる」のだと「信じさせる」ことであって「騙す」ことではない。
そもそも信者が「騙された〜」と思った時点で、その宗教は負けである。
裏を返せば、信者本人の意思で、布施して布施して徹底的にハードな布施をして持ち金がゼロになったとしても、本人が幸せで死ぬまで後悔しないなら本人に関しては問題ないわけだ。
問題なのは、信者本人は幸せでもその家族が幸せじゃないケースで、周囲がいくら諭しても本人がのめり込んでしまって聞く耳を持たない、、、こうなると本当に由々しき大問題、、、でもまぁこれはギャンブルでも恋愛でも起こりうる事ではあるのだが、宗教によっては、のめり込んでくると他人を勧誘するようになって(もちろんこれは他人も幸せにしたいという善意からの行動)さらに信仰心が増してゆくというのがなんとも。。。

注)上記1〜5は、数字が大きくなるほど、のめり込む度合が上がると思われます。

あ、そうそう、、、ちなみに日本人の多くは「自分は人を騙すことはしないし、自分も騙されずに生きてゆきたい」と考えていると思うんですけど、人間には「騙す人」と「騙される人」の2パターンしかなくて、これは生まれつき持っている素質みたいなもので、小学生の時にはすでに2タイプに分かれていて、もうどうしようもないんですな。
だから、騙される側のタイプの人が、騙す側の人間になろうとしても、成功しないことが多いようなので、無理はしないことですね。
その一方で、じゃぁ「騙す側のタイプの人は騙されないか」というと、そうじゃないみたいですからご注意を。



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