2021年02月11日 (木) 22:37 | 編集
流氷の季節ですねぇ、、、毎年この時期にはオホーツク海を埋め尽くす流氷を愛でに行っていたのですが、今年は新コロのせいで飛行機が欠航になり、行こうかどうしようか悩む暇もなく自動的に中止と相成りました。
そんなわけで、その代わりというわけではないのですが、本日の建国記念の日は朝から半日小旅行に出かけました。
国府津駅はJR東日本とJR東海の境界駅でありまして、両社を代表する一般型の主力車両、E233系と313系が並びます。

御殿場線に乗ったのは、おそらく40年ぶりとか、そのくらいです。
御殿場線沿線そのものには割りとちょくちょく訪れているのですが、それはすべてクルマでの訪問でした。
写真は山間に位置する趣深い谷峨駅。

1889年(明治22年)に開業して、当時は東海道本線の一部として日本の交通の大動脈を担っていましたが、1934年(昭和9年)12月1日の丹那トンネル開通に伴い、東海道本線は御殿場経由から熱海経由に変更され、御殿場回りの国府津〜沼津間は御殿場線としてローカル線に格下げ、、、第2次大戦中には鉄不足から複線のレールが剥がされ、単線化されて現在に至ります。
車窓からは常に富士山が望めますが、特に御殿場を過ぎて暫くは、本当に間近、まさに目の前にその勇姿を現します。
往時の蒸気機関車が牽引した特急列車の車窓に想いを馳せるのでありました。

終点の沼津に到着した後は、富士山に降った雨や雪が数十年の旅を経て、地上に現れる場所に行きました。

静岡県の沼津市と三島市の間に挟まれた清水町にある、柿田川湧水公園内の湧き水です。

こんこんと湧き出る透明度の非常に高い洗練された水、、、

これが国道1号線沿いの普通の市街地に忽然と出現するのですから、趣深すぎます。

この澄んだ湧き水を使って作った豆腐を食べることができるというので、公園内の「キッチンかわせみ」を冷やかしに行きました。

¥400の冷奴は豆腐1丁まるまるいただけて、各種薬味などで楽しめてお得感満載です。

そしてこの豆腐がですね、予想を遥かに超えた美味さでして、こんど来たらまた食べようと、、、もちろん買って帰りましたとも。

その後は三島駅から電車に乗って熱海乗り換えで小田原にやってまいりまして、昨年末にも使わせていただいた「SAKANA CUISINE RYO」にて昼食です。

アテは刺身かまぼこからスタートして、、、

鮪の岩海苔和えで早くも幸せ気分。

炙りトロのサラダもまた素晴らしき時。

ほんでもって、コスパ最強のまかない丼で幸せの絶頂に達するのです。

幸せのお供は最近自宅飲みを封印した日本酒ですよ。
まずは宮城の銘酒「伯楽星」からスタート。

ああ、この素晴らしきひと時、、、

2番手は山形の銘酒「栄光富士」にシフトチェンジ。

ここで、各種魚の背骨を使ったカルシウム揚げを堪能するのです。

3番手に控えしは和歌山の銘酒「紀土」であります。

ほんでもって最後の〆は、鮪カツとじ丼でフィナーレ。

いや〜早起きして富士を眺めて、その名水の恵をいただき、昼食も日本酒を一時解禁してイイ気分で満腹になって帰って来ました。
柿田川、また行きたいです。
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