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変異種きてます
2020年12月28日 (月) 22:24 | 編集
 
今日(28日)もTVでは「月曜日としては過去最多!」として東京の陽性者数を大々的に報じています。
相変わらず視聴者の不安を煽りますねぇ。
まぁTV側に立って考えれば、不安を煽る=視聴率が上がるわけですから、市場原理としては当然なのかもしれません。
普段は天気予報に興味がない人でも、明日〜明後日に旅行や屋外イベントの予定があれば天気予報を見てしまいますよね、心配ですから。
昨日視たTV番組で不安を感じれば、今日もまたその番組で続報を視て、安心材料を探してしまうのは人間の悲しき性であります。

そして、ここにきてイギリスから「変異種」という格好の不安材料がやってきたので、マスコミはこぞって取り上げています。
なにせ、変異種=未知の恐怖というイメージですから、今年の春先の雰囲気の再燃もまた期待できますしね。
そして今日は「南アフリカの変異種も日本国内で確認された」というニュースも報じられましたので、今後しばらくの間マスコミは「変異種まつり」になるのでしょうか、、、ただし年末年始のTVはワイドショーがお休みということで、これがせめてもの好材料だと思うものです。

ところで、その変異種ですが、感染力(感染拡大のスピード)が従来の1.7倍とのことで、これが不安を煽るタネなんですけど、さらに気になるのは毒性の方ですよね。
要するに、重症化しやすくなっているのか?、致死率は上がっているのか?、ということです。
まぁ普通に考えれば、人がバタバタ死んだら感染拡大はそこで止まっちゃうので、毒性が下がっているから感染しやすくなっているんだと考えるのが自然です。
今はコロナ禍以前よりも、公共の場で咳をすることが憚られるようになっていますし、ちょっと体調が悪ければ外出しないという人が確実に増えています。これは世界共通の傾向でしょう。
ということは、変異種においては、元気に外を歩き回れて普通に社会活動ができる感染者が多いから感染拡大のスピードが増しているということで、従来種以上に無症状者や軽症者の割合が高いことが想像できます。
実際に、変異種に感染した人は若年者の割合が従来種より高い傾向にあるようです。

しかしながら、もともと今回の新コロは「無症状でも感染力がある」というのが、ウイルス側に立てば「非常に優秀なポイント」で、我々にとっては非常に厄介なポイントということになります。
無症状で元気な人から元気な人へ感染してゆき、ある時たまたま基礎疾患持ちの高齢者に感染すると、重症化することになりますからね。
そんなわけで、専門家や責任ある立場の人は、おいらのように軽々しく「きっと毒性は低くなっているんじゃないか」とは言えません。
あと、変異して強毒化する可能性もないわけではありませんで、無症状で元気な人が周囲に感染させまくった後に急変して死ぬという可能性もゼロではないですから、その辺は常に注意していくべきとは思います。

それから、年末年始は医療体制が手薄になるからさらに医療は逼迫!、と報道されておりますが、その一方で、お正月は餅を喉に詰まらせて窒息死する高齢者が多発します。
毎年あれだけの数の人が全国で死んでいるのに、いつも死んだ後に「季節の風物詩」のような報道の仕方なんですよね。
ただでさえ逼迫している医療をさらに圧迫しないためにも「高齢者にお餅はダメ! 絶対」とか、お得意のネガキャンを年内から事前に展開して国民の危機感を煽っていただきたいものです。



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