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続・インフォームドコンセント
2005年04月15日 (金) 09:22 | 編集
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4月11日にインフォームドコンセントについて書きましたが、医療を生業としている以上、日々これは避けて通れないんですね。
患者さんにはコチラの提示した治療方針に(もちろん納得の上で)従っていただくのがコチラとしても楽なことは確かなのですが、全てがそうとは限りません。例えば、、、
その昔、よく経験したのは「歯周病の治療は必要ないからムシ歯だけ治して終了してくれ」というものですね。
最近は歯周病に関する情報が浸透したせいで、そのようにおっしゃる患者さんは随分減りましたが、やはりたまにはいらっしゃるわけです。
医学的に歯周治療が必要ないわけなどないのですが、その患者さんにとっては必要ないと感じるわけですね。

最終的には当然のことですが患者さんの希望が最優先されることになります。
ただし、その際には4月11日の「インフォームドコンセント」でも書いた通り、歯周病に目をつむってムシ歯だけ治療するわけですから、歯周病そのものは徐々に進行して行くこと、治療の「全体としての」クオリティーが下がることや、長期的に見てムシ歯の再発の可能性も高くなること等々、、、リスクを一通り説明するわけです。

しかし、そんな風にリスクを説明しながら、患者さんに確認をとっていると、なにやら「ひととおりリスクは説明しましたからね」みたいな感じになっちゃって、自分が「妙に嫌なヤツ」になった気になるんですワ。
あぁなんだか自己嫌悪、、、ホントお互いに気持ちの良いものではないですよねぇ。

インフォームドコンセント、、、もちろん大切であることは論を待たないのですが、これって医師の性善説には基づいていないよな。、、、そう感じる今日この頃です。

ところで、対応に苦慮するのは、コチラの提示した治療方針を一通り拒否された後に、最後に「ちゃんと歯を磨いていれば大丈夫ですよね?」と確認される方、、、。
「はい、磨いていれば大丈夫ですよ」って言ってもらいたいんだろうけど、、、(苦笑)。
そんなの大丈夫なわけはないよね。おっしゃる御本人も解っているんです、きっと。

「ちゃんと道路の右側を歩いてさえいれば絶対にクルマになんかひかれませんよね?。気をつけなくてもだいじょうぶですよね?ね?ね?」って言ってるのと同じようなもんですから。
そりゃ、道の真ん中を歩くよりはいいですけど。

追伸:
スタッフのアキヤマさんが高脂血症のための食事の本を貸してくれました。
心配してもらって恐縮です。ありがとう。
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